2013-04-02
- みなさんこんにちは!今回のテーマはメインコースの授業はどういう雰囲気なのか、どのような授業をするのかということを、自分の選択している教科を実例に挙げて紹介していこうと思います。僕が選択している教科は、ESL、Mathematic2U、Business Studies、Legal Studies、Physics、Chemistryです。たぶんいろいろと聞いたことのない教科もあると思います。なので、まず教科ごとにどんなことをやるのかを説明していきます。
ESLという教科は、英語です。この前にも書いたと思いますが、ひたすら英語を勉強します。しかしこれを受けることのできる生徒は留学生だけです。ローカルの生徒はESLではなくEnglish Standardを受けることになります。 -
Mathematics2Uは、数学です。そして2UというのはUnitという意味です。こちらの数学はMathematics2U、Math Extension1そして、Math Extension2があります。Extensionという意味は2Uよりも広い範囲を勉強するという意味で、すごく難しいので、あまり数学の得意でない自分は取りませんでした。でもかずきは取っているので、すごいなと思います。
Business Studiesは、アバウトに言えばビジネスの仕組みについて勉強します。例えば、物流の仕組みや、会社のタイプ、ビジネスのタイプなどなどです。
Legal Studiesは、法律についての勉強です。オーストラリアにはどのような法律があるのか、どのようなLegal Systemなのか、アボリジニの人たちの特別な法律など、オーストラリアのことについて多く学ぶことができます。
Physicsは物理です。やることはほとんど日本と変わりません。しかしこれを取らなくては、自分の生きたい大学で勉強ができないので、この教科は外せません。
Chemistryも化学で、日本でやることとさほど変わりはありません。僕としてはどちらかというと理数系に進みたいので、勉強することにしました。
では次に教科ごとで、どのようなことを、どのような感じで勉強するのかなどを書きたいと思います。 - ではまずESLです。僕たちの英語の先生はイギリス人の男の先生です。実は最初の3週間先生が事情で学校来れなくて、なので本当に最近授業が始まりました。いま読んでいる本は「Looking for Alibrandi」という本です。この本は、この本のメインキャラクターAlibrandiという女の子が、オーストラリアに住んでいるイタリア人の家族に生まれて、いろいろな文化の違いや、その子の恋模様を描いた話です。(映画もあります)この本で今勉強していることは英語だけでなく、WOG(オーストラリアで生まれたイタリアン)や、Cultural Identify(文化の違いを定義する)などを勉強しています。なぜなら、オーストラリアはMulti-Cultural Country(多くの人種、国籍が行き来している国)です。なので、これからはいろいろな文化の違い、考え方の違いなどを勉強して、オーストラリアのStructure(構成)を学んでいきます。はっきり言って、英語に関しては、この教科では書く力と読み取る力、そして問題の根本を見抜き、どれだけ正確に答えることができるかという力が求められます。英語の勉強もしつつ、いろいろな国の文化を勉強できるという一石二鳥の教科です。こういう勉強ができるのはオーストラリアならではの勉強だと思います。
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続いて、Mathematics2Uです。先ほども言った通りこれはただの数学です。しかし日本と違うところは数学のテストなのに、関数電卓を利用することができます。こういう教育について最初は、自分はよくない、全然数学力がつかない、と思っていましたが、結局社会に出れば、どこの国でもExcelで計算して、手で、筆算をかいて・・・などということはしません。なので、数学で関数電卓を利用するのに自分は賛成です。しかし、問題を解くために、電卓に数字を打ち込むのは自分です。なので、関数電卓が何の役に立つかというと、ただ計算するための時間を短縮するくらいですので、結局は自分の責任というわけです。
今やっている数学の内容は、日本でいうまだ数学1Aの最初、Algebra(代数)です。
例えばこんな問題です(a+b)^2÷(a+b)^5=(a+b)^-3 みたいな問題です。しかし、こういう問題では関数電卓は役に立たないので公式を暗記して、問題を解かなくてはいけません。そして数学も自分の行きたい大学で必ず必要になるので頑張っています。 - 3つ目はBusiness Studiesです。この教科には前から少し興味がありました。なぜなら、自分はもしパイロットになれなかった何になりたいのかなと考えた時があり、やはり社会人(Business Worker)になりたいと思っています。なので,ビジネスの成り立ち方、どのようなビジネスが存在するのかそして、ビジネスが経済に与える影響などを知っておいたほうが、将来のためになると思っていました。この教科は多くの学生がオーストラリアで取っていて、比較的HSCで点も取りやすいということもあります。少しどんなことを勉強するのかを書いてみます。これまでに習ったことはBusiness Processとは何か、ということです。簡単に説明すると、3つの分野から成り立っています。ではFried rice shopで考えてみます。1.Buy inputs(例えばチャーハンの具材e.g.卵、牛肉、米、野菜)を買うという手順です。2.Business Process(Cooking!) 3.Sell out put(レストランなどで売るするために少しadding value($7→$12)をします。そして利益を得る。というのがビジネスのサイクルです。たぶん勉強しなくてもわかると思いますが、当たり前のことなのでやはりしっかりと勉強する必要があります。
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4つ目はLegal Studiesです。この教科はひたすら書きまくります。そして、覚えるのです。これを勉強している生徒はすごく少なく30人中5人です。僕がこれを選んだ理由は、この教科を勉強していくと、本当に多くの単語と触れることができます。そして、これは法律についてなので難しい言い回しなども学ぶことができ、英語力を高めるのにはいい教科だと思いました。クラスには将来弁護士を目指すという子もいるので、努力が必要だなと思います。Lawの役割、The Australian Legal Systemなどを今は勉強しています。
最後に、PhysicsとChemistryです。この二つの教科に必要なのはScientific Wordsの意味をしっかりと理解するということです。授業は、PhysicsとChemistryの先生はなんとイギリスのOxford大学卒業の先生で、本当に頭のいい先生なので、すごく早く授業が進み、ノートをとるのが本当に大変ですが、先生はすごく優しいので、いつも困ったことや、わからないことがあると聞いています。あと、うちの学校ではよくYouTubeを利用して、実験の動画などを詳しく解説してもらって勉強することが多いいです。この授業をとっているのはみんな留学生なので、先生もよく気を使って、ゆっくりとわかりやすくしゃべってくれるので、何とかついていけています。 - と、ここまでこちらの授業についていろいろと書いていきましたが、やはり勉強は大変です。ですので、これからはもっと勉強が必要になると思いますが、前向きに頑張っていきたいです! ではまた来週!!