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○ オーストラリア国情報

オーストラリアは、移民の国とも称される様に様々な文化や人種を受け入れして来た国です。また、日本の20倍の国土の中、日本の人口の約5分の1である2000万人が暮らすこの国はまだその面積の40%が未開の地ともいわれる自然の宝庫でもあります。

グレートバリアリーフ、エアーズロックなど、世界的にも有名な自然の遺産が多く存在し、カンガルーやコアラなど固有の動物も多く生息しています。そんな環境に暮らすオーストラリア人はとても気さくでおおらかという表現がぴったり当てはまり、週末には家族や友人たちとビーチや公園などに出かけBBQ(バーベキュー)といった過ごし方が一般的です。

比較的新しい国家らしく法律やルールはしっかりと確立され、とても合理的でスマートな一面もあり外国人にとって暮らしやすい国と言えるでしょう。

オーストラリアの教育水準にフォーカスをあてた場合、例えば世界中の優秀な大学ランキングトップ200にオーストラリアの大学は17校(100位以内12校)もランクインしています。対して、日本の大学は200位以内に5校です。

数多くの移民を受け入れしてきた実績のあるおおらかな文化と国際的に見ても素晴らしく良い治安、都市と大自然の融合した環境の下で生活その ものから得られるグローバルな視点はもちろん、その中での教育・経験を通して英語力を身につけることは今後ますます国際化が進む日本国内はもとより、世界で通用する人材としての人間力を高めてくれることは間違いありません。

また、オーストラリアの教育で得られる卒業資格等は英語圏での資格として世界の多く の国で通用することも多く、その意味でもここ、オーストラリアで教育を受ける意義は大きなものとなります。

国名: オーストラリア
国旗: オーストラリア国旗
首都: キャンベラ
州と特別地域:
公用語: 英語
治安:

オーストラリアは国際的に見ても大変治安の良い地域であると言われており、実際生活をしていてもそれが感じられます。オーストラリアで暮らす人々は移民も含め、自分の生活を大事にする方がほとんどで、他人に執着したり面倒な事件を起こしたりすることは基本的に嫌がります。その結果、極端に殺人や自殺も少ない社会となっています。

拳銃の所持なども日本と同様、猟銃の許可などを除き一般には許されていません。ただ、窃盗などの軽犯罪はもちろん散見されますので、日本での生活と同様に注意をしてください。

気候:

地球儀を見ていただければ分かりますが、オーストラリア大陸は大変大きく、赤道に近い熱帯性気候と言える地域から緯度の高い、四季がはっきりと分かれる温帯性気候の地域まで大変多様性に富んでいます。

詳しくは、都市別の記事の中で気候を見ていただくとして概略を述べると、ケアンズ等に代表される北部(緯度の低い)地域は夏は大変暑く湿度も上がり、冬も温暖な熱帯性気候。サーファーズパラダイスやブリスベンなどに代表されるゴールドコーストは亜熱帯性気候に属し、冬でも暖房器具を使う家庭はほとんどありません。さらに緯度を高くしたシドニーや、西の都市パースにおいても四季はかなりはっきりしているとはいえ温暖な期間が長く、冬場でも氷点下にはまずならず、雪は降りません。

オーストラリア国内にいながら、様々な気候を体験できるというのもひとつのメリットと言えるかもしれません。

親日家も多い:

1970年代以降に顕著になった移民受け入れ(特にアジア諸国から)により様々な国籍の人々が生活をするオーストラリアですが、その中でも日本人は元来持つ礼儀正しさ・勤勉さなどから高い評価を得ており、「日本人が好き」というオーストラリア人に実生活の中で出会う機会が多いと言えます。

ホームステイの受け入れなどで様々な国籍の方に接した体験を持つオーストラリア人ならではの観点で日本人が高い評価を受けていることはとても誇らしい現実だと受け取ってよいと思われますし、その伝統を大事にしたいところです。

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